違和感のない不思議なウィッグ。ネットの二重構造
TVなどの普通の広告で嫌いなのはイメージばかりが先行していて、ウィッグの実質的なポイントが伝わってこないこと。わずか1分程度のコマーシャルだから仕方ないけれど、きれい事ばかりで医療にとってのウィッグの重要性とか機能の充実などは二の次になっています。
企業のイメージを中心に伝えるこういう手法をイメージ広告というのだそうです。それに対してネット上の広告は、図解や写真を使って細部まで伝えてくれ、とても役立ちます。
長いあいだ医療用ウィッグが手放せない私にとっては、機能面をどこまで深く鮮明に表現してくれるかが生命線。実際にウィッグサロンまで行く体力もないので、ネット広告だけが頼りです。
そんな私が、この2~3年間愛用しているのがアンベリールのシルフィというウィッグです。ネットにはシルフィが支持される7つの理由が詳細に書かれていたり、ネットの構造が写真入りで出ていたりしたので助かりました。
試着無料で送料も無料、返品もOKだったのでオーダーしてみると、ネット広告にあった通り、フィット感に不可欠なベースの部部分が“シルクネットとベースネットの二重構造”になっていて、他社のシリコン製にはない柔らかさ、軽さ、フィット感を同時に満たしてくれていることを確認できました。
シリコン製のウィッグは、被ると頭のてっぺんが厚ぼったく重たくなって違和感が消えません。この二重構造のシルフィを着けたときには、そうした感覚がまったくなかったのです。
着けたまま寝そべっても平気!自分の髪と同じ感じ
ネットの二重構造は細かいメッシュ状の編み目になっているので、長く被っていても蒸れるとか頭が熱くなる不快感もありません。
もともと汗かきの私は、ウィッグを被って散歩に出かけるのが大嫌いでしたが、シルフィを着用してからは散歩やご近所のサークルに参加することにも抵抗がなくなりました。
自分の髪の毛のときは重さを気にしたことはなかったですが、ウィッグは着けているあいだじゅう、ずっと湯上がりタオルを頭に巻いているようで、一刻も早く自宅に帰って脱ぎ捨てたいと思うものです。軽くてフィットして、蒸れない、ズレない。
家に帰ってそのままゴロッと横になっても、自分の髪のように、意識せず自然体でいられます。それに気づいて笑ってしまうこともあったほどです。
シルフィのおすすめポイント
- とても軽いので、自分の髪と勘違いするほど自然体でいられます。
- 蒸れないので、ウィッグを脱いだときの、ムワッ~とした嫌な臭いが少ないです。
- 少しくらいの運動をしてもズレません。
- 総手植えなので、頭頂部のつむじがホンモノのようです。
- 人前に出る抵抗感がなくなって、毎日を自分らしく振る舞えます。
- ウィッグサロンの高価な品物より着け心地が良くて、価格は半分以下です。