立ちはだかる未知数の壁を乗り越えるために
「いいものを食べたり着たり、観たりしていると自分の心が豊かになる」といったようなことを耳にすることがあります。
医療とウィッグ、ウィッグと抗がん剤治療がそれにつながるかはわかりませんが、治療に臨んで、「これから大きな苦しみに立ち向かうのだから、自分への一足早いご褒美」といって、アンベリールのシルフィを自分にプレゼントしたという患者さんの話を小耳に挟みました。
ハイグレードといっても通販のウィッグですから、コストカットのおかげで「81,900円」という価格設定のブランドです。回復して社会復帰してからのプレゼントよりも、もしかしたら価値のある贈り物かも知れません。
シルフィのハイグレードというのは、最高級毛髪とされる「レミーヘアMIX」を使用したもので、きめの細かさにおいては、これ以上はないと言えるほどだそうです。
もちろん髪の毛の1本1本は総手植え製。ナチュラルな髪の感触は、多くのヘビーユーザーからも定評があります。メーカーによる自己評価ですが、その自然さでは丸が3つの三重マル、軽さ・通気性においては、業界最軽量の75グラム、リアルスキンネットを組み込んだもので、やや遠慮がちに二重マル、着け心地や耐久性は三重マルとなっています。
医療用ウィッグに不可欠な着け心地はどうなのか
着け心地を左右する地肌に直接触れる部分のスキンネットは、従来のものより横幅を大きくとって、5㎝~11.5㎝へと倍以上の幅広タイプへと改良されています。
他社の医療用ウィッグなどでは、人口肌にシリコンが使われていたため、堅くて蒸れやすく、運動などでかいてしまった汗が、そのまま地肌に残ってしまうという不快感を解消できませんでした。
ネットであることで、軽さと同時に通気性をアップさせ、それが衛生面にもつながるという効果を生み出しています。ほんの一例に過ぎませんが、患者さんの立場を考えれば考えるほど、このような機能がプラスされていくのは当然かも知れません。
機能性UP&着け心地UPの心配り
- 幅広ネットで、通気性が良く蒸れない。
- 重量は業界最軽量の75グラム。長時間着けていても疲れない。
- 耳ハネを防止する特殊メタルとズレを防止するワンタッチピン。
- 伸縮性のあるスキンネットは、脱毛や生え替わりによる髪の増減でも頭部にピッタリとフィット。
- 3色以上の髪色をほどよくブレンドすることで、自然の風合い、立体感を創出。
- 髪質が最高級のレベルなので、ウィッグ独特のパサつきがなく、しっとり滑らかな風合い。ロングヘアのモデルでも際立つ美しさ。